こんにちは!
税理士法人プラスカフェです!
今回も『簿記』について書いていこうと思います。
前回は『仕訳』について書いてきましたが、
今回は以前書いてきた簿記の流れを確認しながら
日々の流れから、1年間の流れまで説明していこうと思います。
※以前の簿記の流れに関しては下記のブログをご覧ください。
日々の流れ
日々の流れとして前回あった『仕訳』をしていくことが重要となってきます。
日々のお金の動きに対して『仕訳』を行い、記帳をしていきます。
全科目の1年間の動きがわかるように、仕訳だけでは取引がわからないので、
各科目ごとの動きを示す為に『総勘定元帳』へ転記していきます。
総勘定元帳は、所得税の青色申告で65万円の特別控除を受けるために必要な帳簿です。
「青色申告=65万円の控除を受けることができる」
というイメージですが、青色申告の承認申請をするだけではなく、
総勘定元帳を作成して備え付けたり、貸借対照表を作成したりすることが、
青色申告で65万円の特別控除を受けるための要件です。
1か月ごとの流れ
日々『仕訳』をしていくことで1か月分の『仕訳』が完成します。
次に『試算表』を作ります。
簡単に説明すると、『1日1日仕訳をした取引を集計する』というような感じです。
表のとおり、借方の合計と、貸方の合計が一致します。
しない場合どこかにミスがあるということになります。
試算表を作成することで、月ごとの資産状況等を確認することができます。
1年ごとの流れ
1日、1か月行ってきた業務の最終目的は『決算書』を作成するためにあります。
『決算書』を作成することにより一定期間ごとの儲けや財産の状況を一覧にすることができ、
また、税金を計算していくために必要となってきます。
以上が簡単な流れとなり、この流れを毎年毎年繰り替えしていきます。
いかがでしたでしょうか??
今回は『1日の流れ~1年間の流れ』を簡単にみていきました。
次回も『簿記』について書いていきます!!